糸数城 いとかずじょう |
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(沖縄県南城市) 最終更新日:2017.2.18 ※糸数城フォトギャラリーはこちら※ |
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<2017.2.18記> 糸数城には、車でダイレクトに入れます。レンタカーがどういうわけか大型車(マークX)だったので、底をこするのではないかとひやひやしましたが、なんとか無事に城内まで辿り着けました。車で入れさえすれば、これだけアクセスのよいグスクも珍しいですよね。 糸数城は、世界遺産に指定されている主要なグスク群と比べると整備が十分とは言えない分、むしろ古城らしさをより濃く残しているような気がしました。人数も少ないので、神秘ささえ感じられますね。季節によってはハブなども気になる茂みではありますが・・・ |
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「沖縄県6位」 | |
石垣 | |
創築:14世紀前半、糸数按司 | |
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築城年代ははっきりしませんが、玉城を本拠とする玉城按司が息子の一人を糸数按司とした、という事実があるようなので、三山分立時代の14世紀後半に築かれたものとされています。玉城近辺は他の地域と比較しても特に良質のグスクが密集しているのですが、玉城按司の地域支配思想は他の地域とは異なるものだったのかもしれませんね。 糸数城も、他のグスクと同様にサンゴを積み上げた石垣によって構築されています。石は加工されないものをそのまま積み上げる一方、門の部分だけは綺麗な切石が用いられており、こうした石積み技法の違いがもしかしたら相応の時間差を物語っているのかもしれません。 |