豊田城
とよだじょう

(茨城県常総市)
最終更新日:2013.10.1

地図

<2013.10.1記>
最初にこの城を見つけた時は土曜日の朝で、ゴルフに向かう車中でした。朝もやの中から何やら五層の天守が浮かび上がり、それを見た時にはさすがの私も「ああ、とうとう幻が見えるようになってしまった」と嘆きかけた・・・という笑い話があります。
あまりに気になるので、翌日の日曜日にもういちど同じ場所に出かけ、それが幻でなかったことを確認しました。確認せずにはいられなくなるくらい、ここの天守(風建物)は大きな存在感を放っていたのです。今でも恐らくその存在感は健在でしょう。
Data
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創築:不明、豊田氏
豊田氏
現地の案内板等によれば、この場所には戦国時代に豊田氏の城館があって、河川改修工事によってその痕跡が消滅したもののようです。現在は旧石下町の街並みの中に大きな天守と三層の櫓、それに二層の櫓がお揃いの緑の屋根で屹立していて、町全体があたかもひとつのお城であるかのような錯覚を覚える仕組みになっています。もとより天守があるはずもない場所ですが、他では見られぬ景色、一度は見てみるとよいのではないでしょうか。





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