馬坂城
まざかじょう



所在地:茨城県常陸太田市天神林町
最終更新日:2017.7.25

   
<2017.7.25記>
馬坂城は、常陸の名門・佐竹氏が常陸国で最初に居を構えた場所と言われています。言ってみれば佐竹氏発祥の地で、それを裏付けるように馬坂城のすぐ東側には非常に趣のある茅葺きの本堂を持つ佐竹寺が鎮座しています。より正確に言えば、佐竹寺の場所に居住することとなった佐竹氏が、先住していた天神林氏の馬坂城を攻め取って居館としたらしいのですが、いずれにしても11世紀から綿々と連なる佐竹氏の系譜がこのあたりから始まったのは間違いないようです。
馬坂城は15世紀になっても使われた時期があるようなので、現在残る遺構は15世紀以降のものということになります。城内はほぼ畑と住宅になっていますが、畑に残る段差は堀の跡と思われ、それを繋げて考えれば台地の先端を堀切ですぱすぱと断ち切った、典型的な関東の土の城が浮かび上がってきます。とはいえ現状は畑(笑)。この地で戦国城郭を思い浮かべるには、佐竹氏発祥の地であることを示す立派な石碑と案内看板を前に、120%の想像力を働かせる必要がありそうです。
ランク 市史跡
土塁、堀
創築:11世紀、藤原(天神林)氏
天神林(藤原)氏、佐竹氏、稲木氏、天神林(佐竹)氏
アクセス 佐竹寺はカーナビも示してくれますので、まずは佐竹寺を目指します。そこから県道の一本北の細い道を西に向かえば、馬坂城を示す小さな案内看板をそこここに見ることができます。ただ馬坂城の碑に辿り着くには最終的に階段を登る必要があり、周辺には車を停めるところがありませんので、車は佐竹寺に置かせて頂いた方が無難だと思います。





inserted by FC2 system