足高城
あだかじょう



所在地:茨城県つくばみらい市城中
最終更新日:2017.11.16

   
<2017.11.16記>
足高城のあった場所は小高い丘になっていて、公民館と神社が建っています。神社に向かう参道はどうやら堀切を横切っているようで、左右を眺めると堀切から竪堀に落ち込んでいるかのような地形を見ることができます。ただお城としての遺構は全般に薄くて、参道の左に切れ込む堀も「ただの谷」に見えなくもなく。先達のサイトを眺めると、竹藪の中をさまようと横堀等の遺構も見ることができるようですが、私有地への立ち入りとなるのでどこまで入ってよいものか。。。
足高城は牛久城を本拠とする小田氏の一族・岡見氏のお城だったようで、元亀・天正年間にさんざん多賀谷氏に攻められ、結構持ちこたえるのですが、天正15(1577)年に至ってついに落城します。その後の足高城の歴史は定かではありませんが、いずれにしても落城から3年後の天正18(1580)年には小田原の役があるので、ほどなく廃城となったことでしょう。
ランク -
土塁、堀
創築:15世紀頃?、岡見氏
岡見氏
アクセス 県道210号線と211号線との交差点を谷田部方面に進み、最初の信号(セブンイレブンがあります)を左折して右前方の山に向かっていく細い道へと入っていくと、公民館に辿り着きます。そのあたりが足高城の主郭部分と言われています。公民館に車を停めて、城中八幡神社界隈を丹念に散策すれば、ちらほらとお城の遺構が見つかるはずです。


足高城フォトギャラリー





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