<2017.3.23記>
県道108号線を稲庭方面に向かって走っていたら、道の左側から、
「史跡 三又城跡」
という標柱が突然飛び込んできました。
予備知識が全くなかったお城ですが、どのみち急ぐ旅でもなし、立ち寄ってみよう・・・と軽い気持ちでハンドルを切りました。
標柱の示す先には、細い車道と小さな公園、それに公園を見下ろす神社が見えます。
あの神社が城跡なんだろうと目星をつけたところで、ふとバックミラーに目をやれば、間近に迫る後続車。追い越し不可能な狭い道のこと。ならば公園に突っ込む未舗装の道路へと入れば後続車をやり過ごせるだろうと思ったところ、あろうことか後続車は後をついてくるではないですか。
ならば、と更に神社へと続きそうな細い山道の入り口へと左折すれば、更についてくる後続車(笑)。
うーん。とことんついてない。
無理やり車を路肩に停めると、後続車はそのまま神社への未舗装路をががが・・・と登っていきました。
到底ついて行く気にはなれず、そのまま路肩に車を乗り捨て、歩いて神社へと登りましたが、神社ではお祭りの相談か、さきほどの車の乗員たちが何やら相談中。
「さっきの車のやつだな」
てな顔でじろりと睨まれ、非常にいたたまれない気分になり、そそくさと引き上げました。あるんですよね。ああいう間の悪さって。三又城には全く罪のない話なのですが。
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