<2017.3.10記>
東北には「八幡太郎馬蹄石」という伝承を持つ石がいくつかあるらしいのですが、その由来について私自身はしっかり調べたことがありません。恐らく馬の蹄の跡のように見える凹みを持つ石を、前九年の役・後三年の役で華々しい活躍をした八幡太郎義家に結び付けて、「八幡太郎の馬の蹄の跡」と伝承されてきたものでしょう。八幡太郎こと源義家が活躍したのはざっと900年も前のこと。いかに鮮烈な印象を与えたかがわかります。
堀田城はお城と言われればそれらしく見えなくもないですが、ただの公園と言われてしまえばそれまでといった風情です。ただ折角払田柵の隣にありますし、国名勝の庭園(池田家庭園)も麓にありますし、払田柵のついでに立ち寄られるとよいのではないかと思います。
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